合掌。2月7日
赤い月がおぼろ 揺れて水面に浮かぶ
めぐる季節に祈り続けて 漂い渡は君の残り香
遠い記憶の遙かさは 時を越えて
きらり透き通って わずかな風に吹かれた
山寺鐘はもう時を告げない 夕鳥一つ古巣を舞うがいい
♪那賀川~風に吹かれて~
今日も海は白い風に微笑んだ 何気なく滑りゆく伝馬船
波にのまれる事もなく 幸せ気分でゆくよ
突き出た岩よ迫る山よ めがけて不意に風が舞った
ほんの気まぐれ少しふざけて みたくなっただけ 青い遙かな海よ
♪泊~室戸より故郷を恋うて~
イオン、お前を偲ぶ時、いつも故郷の景色が流れる。
子供の頃瞳に焼き付けた、もう戻る事のない美しい風景が浮かんでくる。
お前の遺影の丸く澄んだ瞳が、そうさせる。
イオン、安らかか。
地上から見るお前の星は、安らかに瞬いて見えている。
カイザーの背中に乗せてもらって、何の不安もなく過ごしているように見えている。
それでいい。そう心に言い聞かせている。
「鳥啼いて山更に幽なり」
かくありたいが、未だ成長しない自分がいる。お前達から多くを学んできたはずなんだが。
今日この日を迎えると、傷の深さを思い知らされる。
それでも俺の心の中には、可愛いままのお前が居る。
窓から帰りを見届けて、玄関で待っているはずの、お前が居る。
合掌。
2月7日 枝動
めぐる季節に祈り続けて 漂い渡は君の残り香
遠い記憶の遙かさは 時を越えて
きらり透き通って わずかな風に吹かれた
山寺鐘はもう時を告げない 夕鳥一つ古巣を舞うがいい
♪那賀川~風に吹かれて~
今日も海は白い風に微笑んだ 何気なく滑りゆく伝馬船
波にのまれる事もなく 幸せ気分でゆくよ
突き出た岩よ迫る山よ めがけて不意に風が舞った
ほんの気まぐれ少しふざけて みたくなっただけ 青い遙かな海よ
♪泊~室戸より故郷を恋うて~
イオン、お前を偲ぶ時、いつも故郷の景色が流れる。
子供の頃瞳に焼き付けた、もう戻る事のない美しい風景が浮かんでくる。
お前の遺影の丸く澄んだ瞳が、そうさせる。
イオン、安らかか。
地上から見るお前の星は、安らかに瞬いて見えている。
カイザーの背中に乗せてもらって、何の不安もなく過ごしているように見えている。
それでいい。そう心に言い聞かせている。
「鳥啼いて山更に幽なり」
かくありたいが、未だ成長しない自分がいる。お前達から多くを学んできたはずなんだが。
今日この日を迎えると、傷の深さを思い知らされる。
それでも俺の心の中には、可愛いままのお前が居る。
窓から帰りを見届けて、玄関で待っているはずの、お前が居る。
合掌。
2月7日 枝動
桔梗之介さん
nice!をありがとうございました。
by 枝動 (2010-02-07 01:06)
xml_xsl さん、はっこうさん、takemoviesさん、shinさん
nice!をありがとうございました。
by 枝動 (2010-02-07 23:45)
kohtyanさん
nice!をありがとうございました。
by 枝動 (2010-02-08 14:09)