ルイちゃん
降り続いた雨も宵の口には上がり、街は静かに眠りにつこうとしていました。
台風の影響で、晴れは期待できないものの、妙に穏やかさを感じていました。
低く重い雲の向こうに、中秋を過ぎてもなお美しいであろう月を想像していました。
この穏やかさと安心感は、きっと、あなたのおかげかも知れません。
ルイちゃん、あなたが家族にもたらした幸せが見えています。
子供達は優しくあなたに触れ、パパとママは深い祈りの中です。
悲しみの向こうに、美しいものが見えています。
家族は一つとなり、支え合い、愛と絆を備えています。
あなたと家族の間に、深呼吸のように安心があります。
ルイちゃん、今までありがとう。
涙が教えてくれるのは、「家族といういつもそこにある安心」。 合掌。
ご依頼主様 大阪府東大阪市 K様
告別 ルイ15歳 平成21年10月6日