ブルーニー(Blunee)ちゃん
眠りについた古都の史跡に、周回を重ねるランナー達の足音だけを聞いていました。
静かな時に、あなたとの思い出がしんしんと募ります。
あなたは、愛と祈りで安らかに天をめざします。
あなたの柔らかい温もりに心ときめき、遠い日よりあなたを愛して、
守ってあげたい気持ちは、逆にあなたに励まされ助けられました。
あなたが居たから、たとえ辛く苦しくとも、元気が出て負けはしない・・・・・と。
あなたはただ愛を信じて、優しさに触れられるだけで幸せだった。
多くを望まず、好きな人の側にいるだけで喜びだった。
ママはいつもそれに応えてくれたし、精一杯の愛で包んでくれました。
その気持ち、その心、いつもあなたと一緒に歩き続けます。
涙が教えてくれるのは、「信じる愛に心ときめいて」。 合掌。
ご依頼主様 京都府京都市 T様
告別 ブルーニー(Blunee)15歳4ヶ月 平成21年11月18日
メリーちゃん
笑顔のその向こうにある悲しみは、誰も計り知れないものでしょう。
晴れそうな曇り空の太陽も、とまどいがちの光りでした。
共に寄り添って歩いてきた家族ですから、涙は胸の中でこぼれ続けます。
心の通い合ったあなた達家族は、多くの幸せな思い出を残しました。
それをかみしめるように、家族だけの時が静かに流れます。
あなたへの想いは、感謝と祈りに満ちて、心が純粋につぶやきます。
「メリーちゃん、ありがとう。」
この手がもうあなたに届かない。
刹那、寂しさに涙は溢れ、どうしても悲しみに耐えかねます。
でも、消えない想いはあなたへ届きます。
いつまでもはぐれない、通い合った心があります。
涙が教えてくれるのは、「通い合う家族、はぐれない心」。 合掌。
ご依頼主様 大阪府八尾市 T様
告別 メリー12歳 平成21年11月15日
シェリーちゃん
風騒ぐ夕暮れ、紅葉が枝から離れ、つむじ風に吹き上がっています。
急ぐ雲は、青空を隠したり見せたりしながら、東へと流れていました。
夕鳥は三つ四つ、と、西の山をめざして帰っていました。
風の前の一葉は、何かに寄り添うように何かについて行くように、舞っていました。
あなたが寄り添ったものは、家族の温かい心。
あなたがいつも後を追ったのは、家族の優しい愛。
一日が暮れようとする時、家族は深い祈りであなたとお別れします。
結ばれた家族に、最後まで見事にあなたは愛されました。
笑顔の家族の側で安心して、いつも幸せだったね。
家族のくれたものに、見事に誇れますね。
シェリーちゃん、みんなにありがとうだね。
涙が教えてくれるのは、「追いかけるのは、家族の笑顔と愛」。 合掌。
ご依頼主様 奈良県橿原市 K様
告別 シェリー7歳 平成21年11月13日
ジュニアちゃん
目覚めたばかりの湾岸に、車はさほど多くなく、テールランプを光らすことなく進みます。
もやにかすむ北の高層ビルと、ほのかに明るい南の海との間に横たわっている物のせいで、はっきりと見えにくい大都会の風景がありました。
ジュニアちゃん、長い間お疲れ様、そしてありがとう。
パパは心からあなたに感謝して、空にメッセージを届けます。
あなたのおかげで幸せな日々でした。
ジュニアちゃん、あなたにははっきりと見えていましたね。
注いでくれた愛に、幸せと絆を、しっかりと感じていましたね。
それはかすむことなく、お互いの目と心にはっきりと映っていましたね。
これからも、魂と心に、それはくっきりと残っています。
涙が教えてくれるのは、「愛に、幸せと絆は、くっきりと心に映って残って」。 合掌。
ご依頼主様 兵庫県神戸市 T様
告別 ジュニア16歳 平成21年11月10日
ハナちゃん
天が泣きそうなのは、地に悲しみがあるから。
天は、地が悲しい時泣いてくれるし、嬉しい時は笑ってくれる。
その時その都度、天は地に応えてくれる。
悲しみに辛い時、彷徨いに苦しい時、天を仰いで下さい。
そこには家族の愛した、ハナちゃんの笑顔があります。
愛された幸せに、大好きな家族に、感謝するハナちゃんの笑顔があります。
愛し愛された日々に何の後悔もない、喜びに満ちた感謝の笑顔です。
ハナちゃん、どうか大好きな人達を見守ってあげて下さい。
天使になったあなたが、やっぱり可愛くて素敵でありますよう。
家族もあなたを偲んで、あなたに感謝します。
ハナちゃん、愛らしい子でありがとう。
涙が教えてくれるのは、「心は深い悲しみに痛み、深い愛情に救われる」。 合掌。
ご依頼主様 奈良県北葛城郡 T様
告別 ハナ14歳 平成21年11月5日
ウェンディちゃん
眠りにつこうとする街のしじまの中で、家族に優しく見送られ、あなたが旅立ちます。
あなたと家族だけの、多くを望まない慎ましい時と空間がありました。
眠れない家族は、眠りにつこうとするその愛に、そっと「おやすみ」を囁きます。
街の灯りに照らされた大淀の堤は、大きく高く目の前に立ちはだかるようです。
まるで、悲しみを閉じこめるかのように、歩みを止めさせるかのように。
多くを望まない愛はきっとそれを越えて、安らかで、穏やかで、感謝の岸辺にたどり着くのでしょう。
ウェンディちゃん、本当に長い間ありがとう。
虹のゆりかごで、ゆっくりと体を休めて下さい。
心に映り込んだあなたの笑顔は、夜も七色の光りに包まれています。
涙が教えてくれるのは、「愛は慎ましく、多くを望まず」。 合掌。
ご依頼主様 大阪府大阪市 U様
告別 ウェンディ17歳 平成21年10月30日
合掌。雑記 想い
ある日の情景に、・・・・・心震えながら想う。
動物が好きな者がいる。
動物を嫌いな者もいる。
好きな者は嫌いな者に迷惑とならぬように、配慮と自覚があればいい。
嫌いな者は好きな者の意を酌み、寛大と認識があればいい。
両者のそれは、共に少しの我慢と思いやりがあれば、成立するのではないだろうか。
私は、動物大好きな者だ。
動物が好きな者がいる。
動物を嫌いな者もいる。
好きな者は嫌いな者に迷惑とならぬように、配慮と自覚があればいい。
嫌いな者は好きな者の意を酌み、寛大と認識があればいい。
両者のそれは、共に少しの我慢と思いやりがあれば、成立するのではないだろうか。
私は、動物大好きな者だ。