ミッキーちゃん
夜来春一番は通り過ぎて、青空に太陽は戻っていました。
僅かに風は横に引いて、清々しくあなたの周りで渡っていました。
春の訪れを感じる朝、家族の見守る中、あなたが旅立ちます。
あなたの面影を追い、其のつぶらな瞳を想う時、過ぎた日の幸せが巡ります。
楽しさに満ちて、喜びに煌めいて、其処にかけがえの無い風景が在りました。
祈りは風に引かれて渡り、そして感謝はあなたの周りで留まっています。
空を仰げば虹の向こうに、あなた達の面影が浮かんで見えます。
海を眺むれば、其の清らかな魂が映って見えます。
天にも地にも、消えない想いを放ち、偲び続けます。
涙が教えてくれるのは、「愛は面影を追い、幸せな日々に感謝して」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県岩出市 T様
告別 ミッキー16歳5ヶ月 平成30年3月2日