パールちゃん
春は爛漫にして、しづ心なく花の散る時を迎えていました。
霞の中で太陽はおぼろに、それでも力強く頭上に在りました。
家族皆んなで河川敷に散歩に出て、あなたの旅立ちを見送ります。
遠いあの日と同じように、愛は爽やかに、あなたを包み送り出します。
其れは季のように、優しく接して、温かさに満ちていました。
あなたとの生活が幸せで、心に感謝はあふれています。
あなた達の面影を偲びながら、幸せな思い出の日を数えます。
いつも笑顔のあなた達に、癒やされ励まされ救われてきました。
愛は惜しみなく、思いやり慈しみながら、感謝の日を過ごして来ました。
涙が教えてくれるのは、「爽やかなのは、常に感謝の心が在るから」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 H様
告別 パール15歳 平成30年4月3日