ルキちゃん
春風は河川敷に心地良く吹いて、ホオジロとウグイスの美しい囀りを聴きます。
ヒコーキ雲一つの空に太陽は、ただひたすら神々しい光を捧げていました。
木陰に休むようにして旅立つあなたを、涙堪えて見守っていました。
何も知らずにお家に着いて、あなたの名を知り顔を見て、絶句しました。
まさかこんな形で、久し振りにあなたに逢うとは、.....言葉失くして心彷徨います。
よく知るあなたは、仲間にも人にも多くに愛され、徳を積んでいましたね。
あなたの優しい眼差しは、いつも、其の事を十分に語っていました。
あなたの愛した家族は、あなたのおかげで、幸せに満ちたことでしょう。
地に消えない想いが在り続け天想う時、天地いっぱいの感謝であふれます。
涙が教えてくれるのは、「徳を積んだ証しは、優しい眼差しに在って」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 S様
告別 ルキ11歳 平成30年4月19日