アンちゃん
甚大な被害をもたらした雨は、無残な傷跡を残して去って行きました。
変わって天には、灼ける太陽が在って、無風に近い青空を動いて行ってました。
あなたは、いつもの愛に見守られて、祈りの中を旅立ちました。
過ぎた楽しい時間は、心充分に満たして、愛しい日々を送れました。
あなたにもまた、忘れられないほどの感謝がたくさんあります。
いつもの愛は、季に映り煌めいた毎日に、手を合わせ思いを馳せます。
止まない雨もいつか、晴れの兆しと共に虹を見せます。
今は辛く悲しい時でも、いつかきっと笑顔の時が訪れるはずです。
満ちた日常の風景が、きっと虹の景色に投影されて再現されるのでしょう。
涙が教えてくれるのは、「愛は、季に映り煌めく日常を充分に知って」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県葛城市 N様
告別 アン17歳2ヶ月 平成30年7月9日