チョコちゃん
また朝から灼ける日が始まって、雲は広くうず高く積んでいました。
遠くに聞く蝉の声が、より一層暑さを増していくようでした。
彷徨いはぐれた心は、必死に季に耐えて、あなたを呼んで捜すようでした。
いつもの愛の中で、ただあなただけの為に時は流れて行くようです。
寄り添い続けた真実は、仕舞っていた心から、後から後から湧き上がって来ます。
枯れない泉のように、あなたへの感謝の気持ちが、そうさせています。
心で記憶した風景は、ひとつひとつを繋げて虹を架けます。
そこにあなた達が居て、また寄り添う美しい風景を見ます。
愛は当然に、変わらないままに、愛しい面影を抱きしめています。
涙が教えてくれるのは、「寄り添う真実は、心で深く記憶して」。
合掌。
ご依頼主様 大阪府八尾市 O様
告別 チョコ15歳 平成30年7月20日