ナナちゃん
今尚暑さは続いており、見慣れた高速には、白茶けた景色が目に付きます。
湾岸の遠景も白く煙って、島影は見えずに、沖のタンカーは朧でした。
雨が落ちて、蒸し暑さは更に増して、息苦しい時を過ごしていました。
家族に見守られながら、祈りと願いを受けて、あなたが旅立ちます。
愛は丁寧に、想いを寄せて香を燻らせて、手を合わせます。
愛は心から、願いを込めながら、感謝に頭を垂れます。
あなたがこれからも、健やかで安らかで在りますようにと。
そして心に生きて、いつまでも繋がって居られますようにと。
幸せ溢れた感謝の日常で、そんなふうに、これからも居られますように。
涙が教えてくれるのは、「祈りと願いは、幸せな日常の為に」。
合掌。
ご依頼主様 大阪府豊中市 I様
告別 ナナ14歳 平成30年8月28日