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マルクちゃん

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春の雨は、ぽつりぽつりと落ちて来て、上がっては落ちてを繰り返していました。
一面鉛の空は、時を止めて、季の気配を隠すのが空しい思いでした。
地にはいつもの愛が在って、其の祈りの中を、あなたが旅立ちます。

あれから.....想いはそのままに、張り詰めた心から天へ放たれます。
痛みを伴って、哭くが如く、ただ感謝の想いで耐え忍んでいます。
たくさんの幸せな思い出が在るから、崩れそうな身も心も紙一重で支えています。

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美しい景色の中に、あなた達の居場所が在るなら、いつでも偲べましょう。
過ぎた季の中にも在りましたから、日常のように思えることでしょう。
それほどあなた達と、数多く、美しく幸せな感謝の日々を過ごして来ました。

涙が教えてくれるのは、「感謝は、崩れそうな身も心も支えて」。
合掌。

ご依頼主様  大阪府八尾市 Y様

告別     マルク17歳 平成31年3月10日


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