シェイクちゃん

漸く梅雨入りした季節は、途端に嵐を伴って脅かされます。
蒸し暑さは停滞して、吹き出る汗は涙と混じります。
雨の合間に、家族の祈りの中を、愛しいあなたが旅立ちます。

遠い日より、変わらない愛は、毎日あなたの為に在りました。
注がれる愛に応える愛は、笑顔と其の仕草で癒やしてくれました。
愛しさを抱きしめて、消えない想いが、一緒に天に昇ります。



空を仰げば、可愛いままのあなた達が笑顔で居ます。
健やかで安らかで、幸せと喜びをくれたあなた達そのままです。
想い届けようとすれば、自然と感謝があふれ出て来ます。

涙が教えてくれるのは、「愛しさを抱きしめたなら、感謝はあふれ出て」。
合掌。

ご依頼主様　　和歌山県和歌山市　M様

告別　　　　　シェイク16歳　令和元年6月28日