デルちゃん
天涙は躊躇して、ただ蒸し暑さだけを残していました。
少しの青空を見るだけで安心するのは、地に悲しみが在るからでしょうか。
いつもの変わらない愛に見送られ、あなたが旅立ちます。
あなたにもらったたくさんの幸せに感謝し、過ぎた日を懐かしく振り返ります。
其処に、互いの正直な愛が在り、支え合った真実が在ります。
愛は常住を伝えて、間違いなく季に映り煌めき続けるでしょう。
悲しみを多く積むという事は、幸せを多く積んで来たという事なのでしょう。
忘れられない日々を過ごして、報われた想いは、笑顔に残ります。
あなた達との思い出は、消えない想いの中で、大切に記されています。
涙が教えてくれるのは、「愛は季に映り煌めいて、其の常住を伝えて」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県葛城市 N様
告別 デル17歳2ヶ月 令和元年7月15日