桃恵ちゃん
秋晴れの湾岸は青く、遠景に淡路島をはっきりと望んでいました。
すじ状の雲とうろこの雲を散りばめて、季の移ろいを知らせています。
清々しい大気の中、礼を尽くす家族に見送られ、あなたが旅立ちます。
あの日もそうだったように、優しい温もりの中で、安らかに眠るあなたです。
可憐なあなたが居た風景は、季のようにいつも爽やかでした。
振り返る日常は、慎ましくも幸せに満ちていました。
月下にも陽下にも、祈り偲び続けます。
季にあなた達の面影を留めて、感謝で祈ります。
健やかで安らかなあなた達が、唯一の願いです。
涙が教えてくれるのは、「日常の幸せは、慎ましくも身も心にも満ちて」。
合掌。
ご依頼主様 大阪府大阪市 S様
告別 桃恵18歳 令和元年9月20日
合掌。雑記 「第90回月例伴侶動物法要」9月26日
9月26日、第90回伴侶動物法要におきまして、
ご縁のペット達の有縁回向をさせて頂きまして、無事納骨を済ませました。
回向:4:55
納骨:
合掌。
令和元年9月26日
エターナルペットサービス 代表 土佐野枝動
☆☆☆お知らせ☆☆☆
常住院様にて、毎月27日に「伴侶動物法要」を行なっております。
これからご参加をご希望される方は、ぜひご参加下さいませ。詳しくは、常住院様ホームページまで 。
ミニーちゃん
夜になると風は涼しくなって、蒸し暑さを和らげてくれました。
曇り空に星ひとつ、今にも街に沈みゆく高さでした。
いつもの同じ愛が見守り、あなたが旅立ちます。
線路の軋み音が、悲痛な叫び声のようで、嗚咽のようで.......。
苦しさや空しさがのしかかる時、彷徨う心があなたを捜します。
其の面影を追えば、頑張る姿が瞼に浮かび、雫作ります。
偲び続ける愛は、変わらないと誓って、ひとつ星を仰ぎます。
あなた達の面影は微笑み、つながる愛を感じて、心戻ります。
過ぎた日にもらった幸せと喜びに感謝して、前を向こうとします。
涙が教えてくれるのは、「愛は面影を追い、つながる愛を感じて」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県岩出市 T様
告別 ミニー15歳1ヶ月 令和元年9月17日
純踊(ジゼル)ちゃん
未だ焼ける太陽が在って、厳しい暑さの中でした。
ただ、河川敷を渡る風は、秋の香りとともに爽やかでした。
あの日と同じ愛に見送られて、あなたが旅立ちます。
凛としたあなたが、日常の風景に溶け入って、美しく素敵でした。
其の風景を思い浮かべると、幸せに包まれていたことを思い出します。
ですから、涙隠して笑顔で、あなたに感謝を伝えます。
慎ましい日常に幸せあふれたのは、あなた達のおかげです。
其れを心に留めて、これから先も一緒に歩みます。
辛く苦しい時、きっと、其の魂が励ましてくれるはずです。
涙が教えてくれるのは、「笑顔の感謝は、幸せに包まれたから」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県岩出市 T様
告別 純踊7歳 令和元年9月11日
キイチちゃん
十二日月はやけに明るく輝いて見えて、周りの星も霞むほどでした。
晴れ渡る夜空に風は無く、蒸し暑さだけが残っていました。
家族に丁寧に見送られて、あなたが旅立ちます。
頬寄せる愛は、ひとつぶの涙を結び、あなたに触れます。
これまでの思い出が一気に溢れ、まぶたに浮かんで留まります。
喜びにあふれ、幸せに満ちた、かけがえのない日常でした。
あなたの円な其の瞳で、見つめる其の先に、変わらない愛が在ります。
遠く離れても、たとえ姿が見えなくとも、其れはあなたに向かいます。
今まで通り、これからもずっと、あなたの傍に在り続けます。
涙が教えてくれるのは、「常住の愛は、いつだって傍に在り続けて」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 U様
告別 キイチ15歳8ヶ月 令和元年9月10日
合掌。雑記 [永遠の天使達2019-8月]
8月に最後のお手伝いをさせて頂いた子達のメモリアルフォトで、
[永遠の天使達2019-8月]を作りました。
エターナルペットサービス 土佐野枝動
ぽーちゃん
古の都に遠雷を見て、東空は不定期に明るくなっていました。
西空には木星が、畝傍の山の端に近づいていました。
大和三山に囲まれた地で、家族に見守られて、あなたが旅立ちます。
あなたの笑顔に励まされて、あなたの仕草に癒やされ続けて来ました。
失った深い悲しみの中で、幾度となく感謝に頭を垂れます。
手を合わせれば、無垢なあなたが何かに守られている気がしてきます。
願いは祈りの中で、大気を渡り、愛のもとあなたを包み込みます。
変わらない可愛いままのあなたが、見つめる先の神聖に安らかです。
消えない想いの中で、いつまでも、優しくて温かい愛の中に在ります。
涙が教えてくれるのは、「愛しきは、神聖にして、真の愛の中に在って」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県橿原市 Y様
告別 ぽー8歳 令和元年9月4日
セリカちゃん
早朝は、随分とひんやり感があって、季は確実に移ろうとしています。
それでもすぐに、気温と湿度は上がって、爽やかな風には助けられます。
お花いっぱいに飾られて、家族に見送られて、あなたが旅立ちます。
夏の終りの郷愁は、夕暮れ時に似て、其の想いに涙誘われます。
あなたと暮らした毎日が、巡っては消えて消えては巡り、うたかたのようです。
その間に、いっぱいの幸せと喜びを運んでくれたあなたでした。
巡る季の風景を留めて、あなたの姿を重ねて行きます。
それぞれの場面は、いつも煌めいて、愛した真が其処に在ります。
心から感謝の気持ちが溢れ出て、消えない想いがまた涙ひとつ結びます。
涙が教えてくれるのは、「巡る季に姿重ねれば、感謝溢れて」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県桜井市 O様
告別 セリカ13歳 令和元年8月25日