そらちゃん
小高い丘から大和平野を望み、重く垂れた雲を見ていました。
美しい虫の声を聞きながら、一日は更けて行っていました。
ライトアップされた木々は、近くに見えて、あなたの旅立ちを見守っていました。
躊躇うことのない愛は、あなたに真っ直ぐに届き包みました。
慈しみや思いやりは、心から自然に湧いて、あなたへ流れました。
全てはあなたの為に、正直な愛が、心から溢れ出たものです。
振り返る日常に、凛としたあなたが居て、幸せは傍に在りました。
心から愛し、愛しい想いは、疑いようもなく正直でした。
そんな愛しいあなたへ、心を込めて、感謝を伝えます。
涙が教えてくれるのは、「正直な愛は、躊躇いなく心から溢れ出て」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県桜井市 O様
告別 そら12歳 令和元年9月24日