ミルちゃん
星の無い夜、ひっそりとした広場で、街の灯りを見ていました。
鉄橋渡る電車の音を聞きながら、あなたは眠り続けます。
ひとすじの涙の中、愛に抱かれて、あなたが旅立ちます。
いつもの愛があなたに寄り添い、あなたの不安を取り除きます。
暗く寂しい夜も、周りは優しさと温もりであなたを包みます。
目を凝らして見えてくる自然は、新月さえも、あなたを祝福しています。
遥か遠くに離れても、心の中でずっと一緒に居ます。
遠い日より、支え合った愛は、何も変わらずに在ります。
いつだってどこだって、ずっと傍に在り続けます。
涙が教えてくれるのは、「目にする自然は、ゆく愛を労い祝福して」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 A様
告別 ミル17歳 令和元年9月29日