まろんちゃん
夜来風雨の声は、治まりはしたものの、依然不安定な空でした。
人影無い公園に来て、野鳥の声を身近に聞きます。
更に幽な中で、家族皆んなに見守られ、あなたが旅立ちます。
愛は最後にあなたに触れて、愛しき想いを確かめます。
煌めいたあなたとの日々は、忘れること無く心が憶えています。
残された優しさや温かさは、いつも消えない想いの中です。
あなた達に癒やされ、明日への力をもらって、過ぎた日々でした。
ですから愛は、あなた達の明日の為に、惜しみなく注がれていました。
そしてそれは、これからも変わること無く、あなた達の為に在ります。
涙が教えてくれるのは、「思い出は、煌めいたまま心に在って」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県生駒市 F様
告別 まろん17歳 令和2年4月18日