サスケちゃん
サイドミラーに夕陽が落ちて、山の輪郭は黄金色に浮き上がっていました。
やがて、紫色の雲はたなびいて、その上で月が笑っていました。
いつものようにいつもの愛で見送られ、あなたが旅立ちます。
暗くなって、黒い大河を見つめていると、不安はどうしても顔をもたげます。
それでも、優しくて温かい愛は、あなたにとって明るく清いものでした。
其の愛は、落陽の景色の光のように、あなたに信頼をもたらすものでした。
太陽にも星にも、いつもあなた達を偲び続けます。
もらった幸せに感謝しながら、あなた達の安らかさを願っています。
あなた達が寄り添って、健やかであることが、今の幸せです。
涙が教えてくれるのは、「愛の光は、永遠の信頼で在って」。
合掌。
ご依頼主様 大阪府柏原市 N様
告別 サスケ13歳 令和3年1月17日