ペコちゃん
すぐ近くに蝉の声を聞きながら、立ち昇る陽炎を見ていました。
真っ青な空に太陽は灼けて、風の無い地は、潤いを失いかけていました。
いつもの愛に見守られて、頑張ったあなたが旅立ちます。
愛は、あなたに許しを請うて、深甚の感謝を伝えます。
なお深き愛情で、あなたを包んでいたことが、よく解ります。
短い間にも、無邪気な愛が季に映り煌めいて、あなたの面影が残されます。
無邪気なあなたが加わって、虹の景色は騒がしいかも知れませんね。
皆んなといっぱい遊んで、遊び疲れたなら、皆んなに寄り添って居てください。
地上の愛は、その風景を想い目を細めて、安堵で偲んでいます。
涙が教えてくれるのは、「愛は季に映り煌めいて、無邪気な面影残して」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県葛城市 N様
告別 ペコ2歳 令和5年7月23日