わかばちゃん
久しぶりの雨となって、乾いた大地は潤い、生気は戻るようです。
漸く紅葉した山は、霧がかかって、美しい色とりどりの風景でした。
美しい季を巡り、常住の愛のもと、あなたが旅立ちます。
一月待たずして積む悲しみにも、愛は気丈にあなたを見送ります。
天の模様は、心もようを表したものだと、甚く感じてしまいます。
あなたとのかけがえのない思い出が、涙の中に浮かんで来ます。
愛しきを偲べば、応えてくれた愛に、感謝しかありません。
心に生きるあなた達と、美しい風景を愛でて、美しい季を巡ります。
天地いっぱいの感謝で、愛は、これからも傍に在り続けます。
涙が教えてくれるのは、「感謝で未来も、愛は傍に在って」。
合掌。
ご依頼主様 兵庫県西宮市 S様
告別 わかば8歳 令和5年12月12日