タマちゃん
12月に、暑いと感じる日が連続してあるという、経験の無い気候でした。
鎮守の杜からは、幾種の啼鳥を聞き、悲しい調べのようでした。
近所の方も駆けつけて、大勢の人に囲まれて、あなたが旅立ちます。
それぞれの変わらない愛が、あなたに祈りを捧げます。
どうか、健やかで安らかでありますよう、天に願います。
ひとつの家族は、魂と心とが繋がっていることを、信じています。
天にあなた達が再会して、また仲良く傍に居るでしょう。
地上の愛は、それを確かめて、目を細めて見つめます。
遠く離れても、呼応する愛には、壊れない絆が在ります。
涙が教えてくれるのは、「ひとつの家族は、離れても絆を確かめて」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 K様
告別 タマ6歳 令和5年12月16日