直ちゃん
日を追うごとに気温は上がるようで、猛烈な暑さの昼下がりでした。
依然空模様は、秋のようで、うろこ雲とすじ雲が点在していました。
野鳥が弧を描いた青空のもと、あなたが旅立ちます。
常住の愛に見送られて、幸せを噛み締めているあなたでしょうか。
いつだって、寄り添ってくれて、安心をくれましたものね。
やがて、其の絆を結んで、信頼を築いてくれましたものね。
虹の風景に、あなた達の姿を留めています。
変わらない愛で、変わらない言葉で、あなた達を見つめます。
紡がれた縁は、美しいままに力強く、永遠になります。
涙が教えてくれるのは、「紡いだ縁は、常住の言の葉となって」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 M様
告別 直11歳 令和2年8月6日