クリームちゃん
木々は色づいて、連なる山々は深まる秋の景色でした。
ゆったりと流れる雲と、動かない景色に、時を止めたかのようでした。
爽やかな昼下がり、家族の祈りの中、大好きなあなたが旅立ちます。
虹を枕に眠るあなたは、きっと、健やかで安らかな事でしょう。
いつも傍に一緒に居てくれたあなたへ、天地いっぱいの感謝を伝えます。
大好きなあなたとの日常が、ひとつひとつ感謝で埋められてゆきます。
あなた達を偲ぶ時、美しい季の景色が映るでしょう。
煌めき輝いたあなた達に相応しい風景が、在るのでしょう。
愛は足るを知っていますから、それだけで十分な想いでいられます。
涙が教えてくれるのは、「感謝の心に、足る日常が見えて」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県日高郡 T様
告別 クリーム18歳 令和3年11月26日