マロンちゃん

久しぶりの青空は、積乱雲と灼ける太陽の夏模様でした。
大気はなお不安定なようで、俄に黒い雲が湧いたりしていました。
あの日のように、家族の愛に見守られて、あなたが旅立ちます。

あなたの円な瞳を想う時、癒やされた日々が、瞼を過ぎます。
あなたの笑顔を想う時、幸せな日常が、涙珠に映し出されます。
あなたへの深甚の感謝は、あなたの魂に溶け入って、伝えようとします。



あなた達は天に再び出会い、変わりなく健やかなことでしょう。
ふたり仲良く寄り添って、今もなお幸せなことでしょう。
地上の愛は、それを一心に願って、偲び続けています。

涙が教えてくれるのは、「愛は、魂に溶け入って、感謝を伝えて」。
合掌。

ご依頼主様　　奈良県天理市　Y様

告別　　　　　マロン13歳　令和5年6月16日