みかタンちゃん
新緑萌える高速は、風雨強くなって、連なる山々へ吹き抜けていました。
不安な季は太陽を隠しながら、心もとなくざわめいていました。
あなたの旅立ちは、それでも、いつもの愛に見守られて安心な時の中でした。
其の愛は足るを知り、あなたにも天地いっぱいに感謝します。
慎ましくも幸せを感じて過ぎた日は、無上の喜びが在りました。
あなたの頑張りに明日を信じた励みとなり、かけがえの無い時を共有しました。
風雨の声と競う慟哭が止んだ時、あなた達に虹が架かります。
其処に、いつまでも可愛く健やかな、知足の愛を知るあなた達が居ます。
其の愛は地上で、感謝に頭を垂れて、なお寄り添います。
涙が教えてくれるのは、「知足の愛は、永遠に寄り添って」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県香芝市 N様
告別 みかタン12歳 平成30年5月7日