マルちゃん
靄に霞む景色は、悲しみが覆う心模様のようで、切ない眺めでした。
零れる涙と蒸し暑さに出る汗は混じり入るようで、儚い想いです。
鉛の雲を突いて、天高く日が昇る時、祈りの中であなたが旅立ちます。
幾つもの季を数えて、あなたと一緒に幸せな時を過ごして来ました。
いっぱいに頑張ったあなたの姿に、泣けるほどの感謝が在ります。
いつもの愛は、煌めいた愛しき日々を、忘れることはありません。
虹に集う大好きなあなた達が、美しい季の風景に映えています。
いつまでも一緒に居る、憧憬の景色が心に残されます。
偲びながら愛は、消えない想いを、永遠の家族に伝えます。
涙が教えてくれるのは、「愛は、季に映り煌めく虹の景色に憧憬て」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県葛城市 N様
告別 マル16歳8ヶ月 平成30年5月17日