クーちゃん
晩秋。
昨日まで一気に冬の到来を感じつつも、小春日和の朝を迎えました。
近くに野鳥ふたつ、黄色い囀りを読経の中で聞いていました。
また悲しみを積むけれど、愛は変わらず凛として、あなたを見守ります。
あなたの頑張りに頭を垂れて、楽しかった時に手を合わせます。
過ぎた長い時間は、ひとときの安らぎを、そこかしこに残してくれました。
それは、幾つもの季に映り煌めいて、今尚褪せること無く心に在ります。
永遠の家族が集う虹に、あなた達の健やかさをいつも願っています。
遠く離れても、決して忘れない、思いやりの愛が在ります。
其の地上の愛は、慈悲の愛にして、これからも常住です。
涙が教えてくれるのは、「愛は季に映り煌めいて、楽しい時に感謝して」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県葛城市 N様
告別 クー18歳6ヶ月 令和元年11月17日