りんちゃん
南の嵐の影響か、不安定な空模様が続いています。
太陽が顔を出すと、たちまち猛暑となって、依然その威力は衰えないままです。
ママの見守る中、威風堂々と、あなたが旅立ちます。
凛として、背筋を伸ばすあなたは、いつも頼もしい姿でした。
また、時には甘え鳴く姿が、家族の喜びでした。
そんな慎ましい日常は、その幸せは、ずっと続くものだと思っていました。
愛はその足るを知って、あなたに深甚の感謝を伝えます。
癒やされ励まされ、あなたに多くのものをもらって、過ぎた日でした。
消えない想いは、こみ上げる涙に知って、あなたを追いかけるように天に昇ります。
涙が教えてくれるのは、「慎ましい日常が幸せであり、愛はその足るを知って」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県桜井市 H様
告別 りん9歳 令和4年9月14日