純踊(ジゼル)ちゃん
未だ焼ける太陽が在って、厳しい暑さの中でした。
ただ、河川敷を渡る風は、秋の香りとともに爽やかでした。
あの日と同じ愛に見送られて、あなたが旅立ちます。
凛としたあなたが、日常の風景に溶け入って、美しく素敵でした。
其の風景を思い浮かべると、幸せに包まれていたことを思い出します。
ですから、涙隠して笑顔で、あなたに感謝を伝えます。
慎ましい日常に幸せあふれたのは、あなた達のおかげです。
其れを心に留めて、これから先も一緒に歩みます。
辛く苦しい時、きっと、其の魂が励ましてくれるはずです。
涙が教えてくれるのは、「笑顔の感謝は、幸せに包まれたから」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県岩出市 T様
告別 純踊7歳 令和元年9月11日