チョッパーちゃん
黒い海に、灯りは滲んで揺らいで、涙で見る景色のようです。
空も薄暗く、今にも雫は落ちそうで、寂しさに心彷徨う夜でした。
物哀しい秋の夜、家族皆んなに見守られ、あなたが旅立ちます。
遠い日の風景は、心駆け巡り、泣けるほど見に染みて来ます。
交わした約束は、消えない想いとともに、あなたの傍に在り続けます。
安らかな魂が、健やかなままで居ることを、祈り願います。
優しく温かい愛で包まれることに、何ら変わりはありません。
地上の愛は、思いやり慈しみ続けて来たのが真実です。
其の愛は、あなた達のもとで、どこにでもずっと一緒に在ります。
涙が教えてくれるのは、「祈り願い続けることは、安らかな魂」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 F様
告別 チョッパー19歳 令和元年10月17日