ユキちゃん
迫る嵐の余波になるのか、お昼すぎにぽつりぽつりと雨が落ちて来ました。
関空の海を望んで、霞み行く風景を見ていました。
あの日と変わらぬ愛のもと、あなたが旅立ちます。
愛しいあなたとの日々は、優しさと温かさに満ちていました。
自然と感謝は湧いて出て、思い出を駆け巡らせます。
忘れられない風景には、天地いっぱいに幸せが在りました。
また、ふたり仲良く寄り添って、無邪気な姿で居ることでしょう。
あどけない仕草はそのまま、愛らしい笑顔もそのままであるでしょう。
日常と何ら変わらないままを願って、地上の愛は偲び続けています。
涙が教えてくれるのは、「愛しき日々に感謝すれば、幸せは天地いっぱいに在って」。
合掌。
ご依頼主様 大阪府阪南市 T様
告別 ユキ15歳 令和2年10月7日