ショコラちゃん
黄砂に吹かれて遠景は、白く靄って、美しさは損なわれていました。
雲の多い天では、太陽が出たり入ったり、忙しい動きをしていました。
微風の春の日、いつもの優しい愛に包まれて、あなたが旅立ちます。
大好きなあなたの頑張りは、かけがえのないものを残してくれました。
それは人がもう失ったかも知れない、決して手放してはならない物かも知れません。
そんな、あなたの徳が知らせるのは、地上の愛の慈悲に違いありません。
愛は季に映り煌めいて、巡る風景を美しいものにしてくれました。
其処に、足る幸せと喜びが在って、感謝の想いしかありません。
虹の景色を偲ぶ時、七色はあなた達を守る慈悲のようです。
涙が教えてくれるのは、「愛は季に映り煌めいて、慈悲の中に生きて」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県葛城市 N様
告別 ショコラ19歳2ヶ月 令和3年3月16日