チッチちゃん

梅雨の晴れ間は、とても暑く、汗は地に落ちていました。
河川敷のそよ風は、少し救いとなって、柔らかに吹いていました。
家族皆んなで礼を尽くした祈りの中、あなたが旅立ちます。

いつもの愛は、あなたにも同じように接して、あなたを包みます。
それは、遠い日より変わらずに在るもので、これからも寄り添い続けます。
あなたに深甚の感謝を伝える為に、あなたの周りに在り続けます。



愛は忘れずに、幸せに過ぎた日常を想います。
癒やされ続けて、活力をもらった事に感謝しています。
幾つ季を数えても、心にあなた達が映り続けます。

涙が教えてくれるのは、「愛が忘れずに、映る季を数えて」。
合掌。

ご依頼主様　　和歌山県岩出市　T様

告別　　　　　チッチ16歳　令和3年5月23日