ミーケちゃん

冷たい雨は朝から落ちて、空は白くけむり霞んでいました。
凍える手足に見を縮めて、ふる悲しみに忍んでいます。
いつもの愛に見守られて、あなたが旅立ちます。

あなたの頑張りに頬ずりして、労い優しい言葉をかけます。
その温かさは長年変わることなく、最後のメッセージに込められます。
其の愛は、足るを知り、慎ましくも一緒に過ごせた事に感謝します。



虹の景色に、またひとつ悲しみを積み、偲びます。
それでも、幸せな想いの方が大きい事が救いです。
あなた達のおかげで、齢を忘れ明日への活力を十分にもらっていますから。

涙が教えてくれるのは、「優しさと温かさにあふれるのは、足るを知る愛だから」。
合掌

ご依頼主様　　和歌山県和歌山市　T様

告別　　　　　ミーケ19歳8ヶ月　令和4年1月23日