ここちゃん
午後からは鉛の雲が空一面覆い、陽光を遮ってしまいました。
二種の野鳥啼いて、急ぐように周りを飛び交います。
いつもの愛のもとで、あなたが旅立ちます。
愛は最後まで寄り添い、あなたを慈しみます。
いつだってあなたに優しく、どこまでも温かい其の愛は、変わらないままです。
信頼の愛は、永遠に傍に在って、直ぐに触れられる距離です。
瞼閉じれば、虹の景色にあなた達が映ります。
いつまでも仲睦まじい景色に、目を細めて偲びます。
永遠の家族は、信頼の愛で繋がって、これからも共に歩みます。
涙が教えてくるのは、「信頼の愛は、直ぐ触れられる距離に在って」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県天理市 M様
告別 ここ10歳 令和4年1月30日