フーちゃん
朝から猛暑で風の強い日で、暑気を飛ばして連れて行って欲しい思いでした。
夕刻、にわかに雲は乱れ、鉛の雲がどんどん押し寄せていました。
また悲しみを積む家族は、無心に祈り、あなたのことだけを思いやります。
頭上で野鳥ひとつ、惜別の声で啼く中、あなたが旅立ちます。
あなたの頑張りは、無心に生きる尊さを知らせ、家族の誇りでした。
そして、その無垢な愛は、たくさんの喜びと幸せをもたらせてくれました。
あなた達が仲良く戯れる姿を、偲びます。
夏の虹や向日葵のように、美しく凛とした姿を見ます。
地上の愛は、感謝で、誇りを胸に、前へ進みます。
涙が教えてくれるのは、「無垢な愛は、無心の尊さを知らせて」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県岩出市 I様
告別 フー15歳 令和4年6月24日