ロンちゃん
朝曇りの空は、昼前にはカンカン照りとなって、また暑い一日が始まりました。
雲の情景は、すっかり夏模様で、うず高く積もる姿を見せていました。
不意に野鳥ひとつ啼いて、家族の祈りの中を、あなたが旅立ちます。
家族は最後まであなたを思いやり、天地いっぱいの愛で接します。
そして、その頑張りを労い、心からの感謝を伝えます。
あなたにどれほど癒やされて来たか、それがどれほど幸せだったかと。
思い出は消えること無く、心の奥に記されています。
そして、想いも消えること無く、心の内から放たれます。
偲ぶ度に清らかな愛は、なおあなたを包み込んで守ろうとしています。
涙が教えてくれるのは、「清らかな愛は、偲ぶ度に約束を果たして」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県葛城市 N様
告別 ロン13歳 令和4年7月10日