永遠の天使達09-10
10月に最後のお手伝いをさせて頂いた子達のメモリアルフォトで、
[永遠の天使達09-10]を作りました。
エターナルペットサービス 土佐野枝動
竜胆(リンドウ)ちゃん
夕刻、早くも月は白い姿を見せて、紫紅に染まる雲と美しさを競うようでした。
紅葉した並木の公園で、家族の祈りの中、あなたが旅立ちます。
大都会の風景は、暖かみのある夕暮れ時でした。
幼すぎるあなたが、あまりにも無情で、ただただ祈りを捧げます。
たくさんの幸せをもらえたはずなのに、多くの喜びがあったはずなのに、・・・・・これからずっと。
悲しみの家族は、それでも、あなたに出会えた喜びと楽しかった思い出に、感謝しています。
家族の心には、ちっちゃくて可愛いままのあなたが、ずっとずっと居ます。
竜胆ちゃん、短い間だったけど、本当に愛されて幸せでしたね。
築いた絆は、消えない切れない、太くて大きな絆です。
涙が教えてくれるのは、「短くとも、太く繋いだ絆」。 合掌。
ご依頼主様 大阪府大阪市 T様
告別 竜胆(リンドウ)6ヶ月 平成21年11月28日
Alexちゃん
色づいた公園に、深まった秋の暖かい朝がありました。
人はぽつんとベンチに、鳩と雀は群れて、穏やかな日射しの中にありました。
多くの家族に見守られて、今あなたが旅立ちます。
愛に無垢なあなたは、温かい人達に囲まれ、愛そのものでした。
その純粋さ故に、家族はいつも愛をくれて、優しく可愛がってくれました。
それでもなお尽きない想いが、これからもあなたへと向かいます。
天と地に離れても、届く想いがある限り、繋がる家族です。
あなたの残してくれた多くの幸せな思い出に、家族の感謝の祈りがあります。
あなたを称えるように、陽は柔らかく暖かく、家族は優しく温かく、・・・いつものように。
あなたの無垢な愛が、感謝の中で、天地に祝福されています。
涙が教えてくれるのは、「無垢な愛は祝福されて」。 合掌。
ご依頼主様 大阪府大阪市 W様
告別 Alex7歳 平成21年11月27日
マリヤちゃん
あっという間に闇に変わる秋の夕暮れ時に、
赤みががる青と薄い墨色に、そこはかとなく寂しさを感じていました。
連なる車のヘッドライトとテールランプが、もの悲しげな色に見えていました。
目に映る対比するものに、日常の中の憂いを感じていました。
刻々と変わって行く時は、変わらないものの大切さを教えてくれます。
物理的に変わるものは仕方ないとしても、観念的に変わらないものにほっとします。
あなたは変わらない愛に包まれて、旅立ちました。
あなたが家族と暮らした11年は、決して消えない想いの詰まった、真実です。
愛と優しさをもらい、癒しと元気を与えた事は、紛れもない事実です。
その愛は、変わりません。その感謝も、変わりません。
あなた達は永遠の家族ですから。
涙が教えてくれるのは、「真実は変わらず、幸せと喜びに満ちて」。 合掌。
ご依頼主様 奈良県磯城郡 S様
告別 マリヤ11歳 平成21年11月24日