ミケちゃん
天は、溢れる雫を何とか堪えて、やがてひとつふたつと星の瞬きを見せていました。
ぼんやりと月明かりを感じて、目を凝らす程に大自然のシルエットが浮かびます。
夜の静寂にせせらぎの声だけを聞いて、あなたが旅立ちます。
いつもの愛のもと、いつもの場所で、あなたも幸せな思い出に包まれています。
信頼の愛が在るから、楽しく安心に過ぎて来た毎日でしたね。
其の愛は、これからも、安らかなあなたを覆い続けます。
虹の景色が変わる度、悲しみは積まれ、寂しさは募ります。
それでも、時を経て感謝は多大となって、頭下がるばかりです。
地に在る愛は、幸せな想いに感謝ばかりで、永遠のあなた達を偲び続けます。
涙が教えてくれるのは、「信頼の愛に、安寧へ導かれて」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県大淀町 T様
告別 ミケ 平成31年2月16日