ココちゃん
年が過ぎ行こうとする時、天涙は心模様さながら落ちて来ます。
その冷たさは心に染みて来て、途方もなく彷徨ってしまいます。
それでも、変わらない温かい愛のもと、あなたが旅立ちます。
あなたの幸せは、其の円な瞳と満面の笑みによって、語り尽くされます。
其の瞳の先には、常住の愛が在って、いつも煌めいて映っていました。
家族もまた、そんなあなたに癒やされ続けて、感謝で手を合わせます。
寂しさが天涙となるならば、虹に祈り願い、偲びます。
あなた達の面影は其処に在って、健やかで安らかで居ます。
きっと、悲しみは和らぎ、愛しいあなた達が映っています。
涙が教えてくれるのは、「瞳に見出すものは、常住の愛」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 N様
告別 ココ9歳 令和元年12月30日