ユキちゃん
爽やかな秋晴れとなっても、感傷的な心が彷徨います。
濃く色づく風景に、今や冬隣の想いをつのらせます。
いつもの愛に包まれて、可愛いあなたが旅立ちます。
積む悲しみに、ややもすると、身も心も崩れてしまいそうです。
それでも、楽しかった思い出に感謝し、其れを振り返って辿っています。
それほど、円な瞳で見て来た愛は、透き通るほど純粋なのです。
愛しさは、またしても同じ様に行ってしまいます。
多くの煌めく想い出を日常に残して、虹へと向かいます。
其のかけがえのない風景が、地上の愛を支えて行きます。
涙が教えてくれるのは、「愛しさは、かけがえのない日常の風景を残して」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県橿原市 M様
告別 ユキ10歳 令和2年11月6日