真琴ちゃん
低く重い雲は動き、太陽と青空がのぞきました。
秋風は爽やかに流れ、公園の草木は精一杯天に向かっていました。
家族の祈りの中、穏やかな風景の中で、あなたは旅立ちました。
悲しみは、雲のようにすぐには動かないけれど、そこに感謝があるのは事実です。
あなたにもらった幸せが、天いっぱいにあるのも真実です。
地いっぱいの悲しみは、やがてあなたとの喜びの思い出となるでしょう。
真琴ちゃん、家族はやがて笑顔であなたを偲びます。
言い尽くせない「ありがとう」が、悲しみを動かせてくれます。
数え切れない「喜びの日々」が、辛さを動かせてくれます。
真琴ちゃん、故郷へ帰るのですね。
どこにいても、家族の想いは、いつもあなたのすぐ側にあります。
涙が教えてくれるのは、「涙から笑顔へ、大いなる感謝」。 合掌。
ご依頼主様 奈良県橿原市 M様
告別 真琴16歳 平成21年10月11日