PABLOちゃん

暑い一日の始まりで、昼前には雲ひとつ無い中天に、真夏の太陽が在りました。
悲しみは、吹き出る汗と共に地に伝い、雫もまた同様でした。
愛しい家族の見守る中、祈りの中を、あなたが旅立ちます。

この先もいつまでも、あなたを手元で確かめて、寄り添い共に歩みます。
今日までそうだったように、いつだって心と魂は繋がり傍に居ます。
あなたと共有した11年の時は、幸せな思い出があふれています。

天に架かる大きな虹を見たなら、あなたの面影を捜します。
そして心からの感謝を伝えて、深く深く手を合わせます。
あなたの愛を抱きしめて、いつものように笑顔で語りかけます。

涙が教えてくれるのは、「愛は愛を確かめて、いつも傍で抱きしめて」。
合掌

ご依頼主様　　和歌山県和歌山市　I様

告別　　　　　PABLO11歳　平成30年6月25日