梅吉ちゃん
強く雨は降り強風も手伝って、薄暮はみるみる不安な景色になって行きました。
ぽつぽつと点在する灯りが救いで、激しい雨音の中で心落ち着かせます。
遠いあの日と同じ、優しく温かい愛のもと、あなたが旅立ちます。
優しい愛はいつだって、あなたに安心を与え幸せに包まれました。
温かい愛はどこだって、あなたに信頼を与え喜びをくれました。
零れる涙を堪えて雨を受ければ、かけがえのない日の思い出があふれ出てきます。
虹のたもとで、さくらちゃんと出会い、寄り添い甘えて下さい。
地上で偲ぶ愛は、そんな光景に目を細め安堵して祈ります。
これからもずっと、安らかで健やかでありますよう、一心に。
涙が教えてくれるのは、「偲ぶ愛は、平穏を一心に祈って」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 I様
告別 梅吉20歳 平成30年7月5日