音和(ねお)ちゃん
嵐は過ぎ去って、夕刻になると、また夏空が戻ってきました。
風を残して、幾分凌ぎやすくなったと感じられる時でした。
遠い日のあの愛が、深い祈りで見守り、あなたが旅立ちます。
可愛いあなたが、たのしい思い出を天地いっぱいにくれました。
そんなあなたに、深甚の感謝を述べて、愛は震えます。
其の愛は、思いやりに満ちて、優しさと温かさで溢れています。
チェロちゃんと再会して、また仲睦まじく戯れてください。
地上の愛は、そんな光景に目を細めて、偲んでいます。
空や草原に現れる面影見つめて、母なる愛は手を合わせます。
涙が教えてくれるのは、「母の持つ愛は、思いやりに満ちて」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県三郷町 T様
告別 音和15歳10ヶ月 令和2年9月7日