チコちゃん
河川敷にそよ風吹いて、ススキの穂は一方向へ流れていました。
大河は穏やかに行って、野鳥に憩いの場を与えていました。
晴れ間をのぞかせた昼下がりの天に、愛しいあなたが旅立ちます。
地上の愛は、慟哭し、其の痛みに耐えかねています。
其の愛は、あなたのすべてを忘れること無く、なお常住の愛を注ぎます。
愛しいあなたが、健やかで安らかであることを、願い続けます。
虹にあなた達を偲べば、変わらぬ面影に安堵します。
心に生きて、これから未来へも寄り添って行きます。
残してくれた全てに感謝しながら、天へ其の名を呼びます。
涙が教えてくれるのは、「愛しいからこそ、永遠だから、未来も寄り添って」。
合掌。
ご依頼主様 和歌山県和歌山市 Y様
告別 チコ13歳 令和元年12月8日