モーちゃん
天上の丸い月は十六を数え、美しく見事に地上を照らしていました。
星の瞬きも添えて、悲しみを少しでも和らげてくれているかのようです。
悲しみの地上では、それでも気丈な愛のもと、あなたが旅立ちます。
祈りは想いとともに、正直な願いとなり、厳かに夜に漂います。
あなたの風景には、いつも、慈しみと思いやりが在って煌めくものでした。
あなたの笑顔に、間違いなく其れが表れて、幸せが容易に読み取れます。
長い間、家族はあなたに癒やされ、明日への活力をもらいました。
互いの愛は交わり、支え合って、固い絆を結んで永遠となりました。
太陽の時も月の刻も、正直な愛で、感謝で偲び続けます。
涙が教えてくれるのは、「正直な愛は、いつまでも、慈しみ思いやって」。
合掌。
ご依頼主様 奈良県天理市 U様
告別 モー19歳 令和元年12月12日