ラオウちゃん

春が来たことを感じさせてくれる、心地良い長閑さの中に居ました。
遠景は霞んでいるものの、緑はしっかり息吹いているようです。
遠いあの日と変わらぬ愛が祈る中、あなたが旅立ちます。

もうまもなく桜の便りが届く頃、思い出は満開となって映るでしょう。
あなたの居た日常は、宝物のようにきらきらと煌めいていました。
最後のメッセージに込めた想いは、家族皆んなの真の気持ちです。



虹の景色にあなた達を偲べば、日常の幸せが思い出されます。
心の中に生きるあなた達は、いつまでも健やかで可愛いままの姿です。
出来ることならば必ずの切なる願いで、大切な思い出を胸に、偲びます。

涙が教えてくれるのは、「日常の幸せは、心の中で大切に記されて」。
合掌。

ご依頼主様　　奈良県明日香村　M様

告別　　　　　ラオウ16歳3ヶ月　令和4年3月10日